CITPコミュニティでは、CITPの日々の活動や知見の成果発表としてアニュアルレポートを作成しています。この度、2020年度のアニュアルレポートが完成したので、ここに公開いたします。
CITPフォーラムとその活動 ～価値創造は人材から始まる～
平林 元明（情報処理学会 CITPフォーラム 代表）
国際認証制度（CITP）を活用した プロフェッショナルIT人材育成の試み
伊藤秀行（中電シーティーアイ） 松田信之（同左）
ITエンジニアによる情報教育支援の提案
宮下 修（株式会社中電シーティーアイ）
CITPのプログラミング教育支援を通じ考えるSEによる価値創造
五十嵐智生（東京大学大学院）
学生と共にデザイン思考を学ぶ ～第三回CITPシンポジウム in 石巻～
福士靖子（株式会社ラック）
新しい学びの時代における IT技術者の学び続ける力の向上に向けた取り組みの実践
服部智明（日本電気株式会社）
ITフォーラム2020が、2020年2月7日、一橋大学で開催されました。
CITPフォーラムセッションのテーマは、
「価値創造は人材から始まる」
価値とは何か。経済的価値(GDP)か？社会貢献的価値か？価値とは人が評価するものであり、創り出すものである。今回は価値の源である人材に焦点を当てる。2020年は初等教育におけるプログラミング教育必須化の元年であり、論理的思考力(基礎力)、社会的価値の認識(応用力)、企業における人材認定と異文化交流(価値創造)、自己の能力アップ(価値向上)に対する、CITPコミュニティ活動を紹介する。
■プログラム
・オープニング－CITPフォーラムとその活動－
平林 元明 （CITPフォーラム 代表）
・シビックテック～協創による社会課題解決への挑戦
赤坂 亮 （株式会社フィリップス・ジャパン）
・シビックテックSIG CITPによる授業の実施 石巻専修大学（情報社会学）
三宅 博文 （日本電気株式会社）
・シビックテックSIG 学生と共にデザイン思考を学ぶー第三回CITPシンポジウム石巻
福士 靖子 （株式会社ラック）
・国際認証制度（CITP）を活用したプロフェッショナルIT人材育成の試み
松田 信之 （株式会社中電シーティーアイ）
・プログラミング教育の最新事情
宮下 修 （株式会社中電シーティーアイ）
・プログラミング教育支援SIG 小学校プログラミング教育のCITPによる社会価値共創
五十嵐 智生 （東京大学）
・CITP取得者によるIT技術者の価値向上に向けた交流活動の実践と今後
服部 智明 （日本電気株式会社）
・経産省におけるデジタル変革可能な組織づくり
宮部 麻里子 （経済産業省）
・社会に求められる価値を創る人材とは（パネル討論）
■CITPフォーラムセッションの様子
CITPフォーラムセッションの講演資料は、下記サイトを参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/it-forum/CITP.html
「フォーラム活動の紹介」 → 「 ITフォーラム2020 CITPフォーラムセッション 」
担当幹事 中電シーティーアイ 松田
第28回ＣＩＴＰコミュニティinNAGOYAを開催します。今回は中部電力が進めているIT事業創造や画像処理技術を使った業務高度化などの最新の事例を紹介していただきます。是非参加ください。
【CITPコミュニティ】
■ 日時 ２０２０年１月２２日（水） 15:00～17:20懇親（懇親会 17：40～)
■ 場所 中電シーティーアイ Collaboration Lounge Hatch (NHK名古屋センタービル２０F)
http://www.nb-kanri.jp/
１．講演会 15:00～16:40
【講演１】中部電力の新規事業ビジョンとその具体的取組事例
～住民参加型のコミュニティ作りとアプリケーション開発（長久手市の取り組み）の実際
中部電力では事業創造本部を創設しIT新規事業開発を加速しています。その中で地域住民とのハッカソンで生まれたサービスについて紹介します。このサービス開発には中電シーティーアイのCITP2名が中部電力に出向してサービス開発に携わっています。 https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3272058_21432.html
中部電力 事業創造本部 スタッフ部長 内田 忠
中電シーティーアイ 管理ディビジョン 総務人事室付 中部電力出向 荒木 岳文
【講演２】 架渉線点検に活用した画像解析技術
中部電力と中電シーティーアイで進めている研究業務の中から、架渉線（支持物に架設された電線類）点検に適用した画像解析手法に関する技術を紹介します。
株式会社中電シーティーアイ 電力MSユニットMSシステム部付 専門課長 小森 健太郎
2.SIG活動紹介（20分）16時50分～17時20分
・ビックテック専門部会 「CITPコミュニティ石巻シンポジウム報告」
・プログラミング教育専門部会
・『知』の発信専門部会
・アラサー専門部会
3. 懇親会（懇親会17：40～）
さ嘉なや <はなれ> 〒461-0005 名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービルB2
以上
第１部 ＣＩＴＰコミュニティ（幹事会） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■日時 2019年10月4日（金） 15:00~16:00
■場所 ＮＥＣ玉川事業場ルネッサンスシティビルサウスタワー 3階 S302会議室
※入館方法は第２部を参照ください
■ＣＩＴＰコミュニティ幹事によるコミュニティ運用に関しての議論となります
※一般のコミュニティメンバの方は第二部以降にご参加願います
第２部 ＣＩＴＰコミュニティ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■日時 2019年10月4（金） 16:00~18:00
■場所 ＮＥＣ玉川事業場ルネッサンスシティビルサウスタワー 3階 S302会議室
所在地 ＜http://jpn.nec.com/profile/branch/tamagawa.html＞
来社経路 ＜http://www.ipc.nec.co.jp/tmgsien/annai/raijyou%20keiro2/map3-rune.JPG ＞
■交通
JR南武線 向河原駅 or 横須賀線（湘南新宿ライン）
武蔵小杉駅（新南改札） より徒歩3～5分
※ 南武線 武蔵小杉駅（東口）or 東急東横線・目黒線 武蔵小杉駅
（南口）よりは徒歩13分となります。
■入館方法
各時間 １４：５０（幹事会参加者）、１５：５０（コミュニティ参加者）
ノースタワー（N棟）来客受付（2F）にお集まりください※上記来社経路URL参照
遅れる場合は、直接受付でゲスト用バッチをうけとり階段もしくは
エレベータで3F、Ｓ３０２会議室にお越しください。
■アジェンダ （司会進行 ＮＥＣ三宅）
（第一部 幹事会）
15:00 幹事全体連絡
15:20 SIG、シンポジウム、情報処理学会イベントの実施に関して
15:40 その他討議事項、次回以降の予定、コミュニティ活動に関して （第二部 コミュニティ）
16:00～新規参加者紹介その他
16:10～分科会活動状況議論
・知の発信SIG
・アラサー技術者交流SIG
・シビックテックSIG
大学連携：CITPによる授業開催
CITPシンポジウム2019
・プログラミング教育支援SIG 17:05 ＜休憩：１０分＞
17:15～ITプロフェッショナル講演（NECソリューションイノベータ：池浦Pro）
18:00 （AIアクセラレータFPGA技術動向とNEC-Gの取り組み）
第３部 有志による懇親会 ＝＝＝＝＝＝＝
■時刻 １８：３０～ ※第２部終了後、速やかに移動し開始します。
■場所 NEC 玉川クラブ（桔梗） 会費予定4000円
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-Xvh54j6B4E-/map/
■日程 ２０１９年７月２２日（月） ■時間 １４：００－１８：００ ■場所 ソフトバンク株式会社 本社 会議室 11F A-00 ＝＝＝＝＝＝アジェンダ＝＝＝＝＝＝＝＝ 14:00 集合 14:10-14:50 ①CITP幹事会における連絡事項 ②各SIGの活動状況報告 ③今後の予定 14:50-15:00 休憩 15:00-15:45 「総務担当者によるソフトバンク社員サポートセンターの概要」 プレゼンター：社員サポート推進部 「社員サポートセンターの見学及び、25F食堂のご案内」 15:45-16:00 質疑応答＆休憩 16:00-16:30 「エンジニア領域の人事担当による、ソフトバンクの働き方改革」 プレゼンター：IT&NW部門人事課 16:30-17:00 「SBTのVision&Value 策定プロセスと足元の状況」 プレゼンター：ソフトバンクテクノロジー 技術副統括兼プリンシパルパートナー 渡辺 真生 17:00-18:00 「セキュリティ部門によるソフトバンクのSOCルーム説明＆見学」 プレゼンター：ITセキュリティ部
■日程 2019年6月13日（木） ■場所 大森ベルポート Ｂ館９階 １１０会議室 ＝＝＝＝＝アジェンダ＝＝＝＝＝＝＝＝ 15：00-15：30 幹事会 15：30-17：30 ＣＩＴＰコミュニティ （１）ＣＩＴＰコミュニティ概況(ＳＩＧ活動状況)（各部会長）４０分 ・全体概況 ・知の発信SIG ・プログラミング教育支援SIG ・アラサー技術者交流SIG （２）石巻シンポジウムの開催について（シビックテックSIG） （３）トピックス ・改正民法(2020年施行)のＩＴ業界への影響 JEITAソリューションサービス事業委員会ITサービス調達政策専門委員会 平林 2020年4月に民法が改正され、瑕疵担保責任の概念が変更になり、準委任に成果完成 型が追加されるなど、従来に対して大幅に変更になる。プロジェクトマネージャの責 任範囲や人員の運営、見積もりに大きな影響が出てくる。JEITAのソフトウェア開発 モデル契約書や経産省モデル契約書は旧来の民法をベースに作られているが、改正民 法に向けて改定が進められている。 JEITAのソリューションサービス事業委員会は 「攻めのIT投資」実態調査として広く知られているが、改正民法についても業界とし て当委員会が政府との対話を進めている。 ・最新ＩＴ人材白書から読み取れる人材動向 IT人材白書2019 有識者会議メンバ 平林 IPAが2018年度調査し、2019年5月に公表したIT人材白書では従来から調査している IT企業、ユーザ企業の人材動向に加えてデジタル化(IoTやビッグデータ、AIなどと いったデジタルテクノロジーを用いた、ビジネスプロセスの改善や新たな事業領域へ の進出、既存のビジネスモデルの転換を“デジタル化”と定義)に携わる人材について 新たに調査している。また、「ベンダー系以外の資格（民間団体等の資格、社内資格 制度、認定情報技術者を含む）」としてCITP関連の資格活用についても新たに調査項 目を追加した。 （４）今後の予定/その他
第１部 ＣＩＴＰコミュニティ（幹事会）
■日時 ２０１９年３月１１日（月） １４：３０～１５：３０
■場所 ＮＥＣ玉川事業場
ルネッサンスシティビルサウスタワー ３階 Ｓ３０２会議室
■ＣＩＴＰコミュニティ幹事によるコミュニティ運用に関しての議論となります
第２部 ＣＩＴＰコミュニティ
■日時 ２０１９年３月１１日（月） １５：３０～１７：４５
■場所 ＮＥＣ玉川事業場
ルネッサンスシティビルサウスタワー ３階 Ｓ３０２会議室
■アジェンダ （司会進行 ＮＥＣ三宅）
15:30～
1) 新規参加者紹介
2) CITP全般（活動おさらい、ソフトウェアJapan２０１９の結果等）
3) 各種分科会などのご説明
16:00～ ITプロフェッショナル講演
「NEC-GでのAWS活用の現状」
16:30～ 分科会活動状況議論
－知の発信SIG
－プログラミング教育支援SIG
－アラサー技術者交流SIG
－シビックテックSIG
第３部 有志による懇親会
■日時 ２０１８年１２月３日（月） １５：００～１７：３０(懇親会17：40～)
■場所 中電シーティーアイ イノベーションLAB Hatch
■アジェンダ （司会進行 中電シーティーアイ 松田）
１．幹事会連絡
２．講演会
（１）「CTI SOCの検知結果に見る攻撃のトレンド」
中電シーティーアイが行っているSOCサービス「CTI SOC」のアラート情報に
見られるサイト攻撃のトレンドなどを紹介
株式会社中電シーティーアイ 中田 圭亮（CITP）
（２）「DevOpsプラットフォーム構築への挑戦」
AIやIoT、クラウドなどをはじめとしたICT技術著しい発展の中で、デザイン
シンキングやDevOpsなどを支えるプラットフォームをどう構築するのか、最
適なプラットフォーム構築をめざしチャレンジしている事例を紹介
株式会社中電シーティーアイ大橋 正敬
３．SIG活動紹介
－シビックテック専門部会 「石巻シンポジウム報告（11/2開催）」
－『知』の発信専門部会
－学校教育支援専門部会
－アラサー専技術者交流門部会
４．懇親会（懇親会17：40～）
CITPコミュニティでは、CITPの日々の活動や知見の成果発表としてアニュアルレポートを作成しています。この度、2018年度のアニュアルレポートが完成したので、ここに公開いたします。（公開方法に不手際がありました、再度公開いたします）
全文は下記より
CITPコミュニティ アニュアルレポート2018
| 目次 執筆者別は下記リンクより | 執筆者 |
| デジタル(AI)とアナログの融合によるシビックテック ワークショップ ～第二回CITPシンポジウム in 石巻～ アニュアルレポート2018_福士靖子 |
（株）ラック |
| 初等中等教育段階におけるプログラミング教育の充実に向けた民間人材の活用に向けた調査例 Survey for utilization of civilian talent towards enhancement of programming education at the primary and secondary level アニュアルレポート2018_五十嵐智生 |
東京大学大学院 |
| 今の時代を支える30～40代のIT技術者同士の交流を通じて アニュアルレポート2018_服部智明 |
日本電気(株) |
| プロジェクト成功のためのチームビルディングと動機づけのすすめ アニュアルレポート2018_宮下修 |
(株)中電ｼｰﾃｨｰｱｲ |
| ソフトウェア開発プロジェクトマネージャ育成の多面的な取り組み アニュアルレポート2018_井川淳司 |
日本電気(株) |
| 初中級プロマネのための 現場で活かせ！統計情報２ アニュアルレポート2018_土屋俊樹 |
(株)ハイマックス |
| ヴァーチャル職業講話「システムエンジニア」 ○○（次の時代）を創る人たちへ アニュアルレポート2018_赤根大吾 |
(株)ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾌｨｰﾙﾄﾞ赤根 大吾 |
株式会社ハイマックス 土屋俊樹
昨年10月にソフトウエアソフトウェア開発データ白書の最新版（2016-2017）(*1)が発表された。より情報が豊富になり、新たな分析情報も加えられ非常に充実した内容となっている。これだけの豊富な内容にもかかわらずIPAのサイトでは無償でダウンロードも可能となっている。関係者の方々の努力に頭の下がる思いである。
さて、非常に豊富な内容ではあるが、この膨大な統計値の情報量に圧倒されて、ほしい情報がどこに記載されているのか分からず戸惑うエンジニアも多いのではないだろうか。
事実、筆者も周りのエンジニアからも、「あの数値はどこに記載されていのるかいるのか？」という問い合わせを受けることが少なからずある。
そこで、今回はデータ白書の膨大な情報の中から著者が実際に現場でよく使う数値統計値、もしくは参考になるであろうと思われる数値統計値を、その簡単な使い方とともに紹介したいと思う。特に初級から中級プロジェクトマネジャーの方には、開発の際の定量情報として注目し、経験と勘に頼るだけの開発だけでなく、工学的なアプローチでも開発を進めてほしい。
データ白書を編纂されている方々からすると、おいしい箇所だけイイとこ取りせず細部までしっかり読み込んでほしい、と叱られそうであるが、IT現場のためと思ってお許しいただきたい。日々現場で懸命に闘っているITエンジニアに少しでもお役にたてれば幸いである。
尚、今回紹介する統計値の扱い方については、筆者がの理解している範囲でに基づいて記載しているものである。理解不足による誤用等があれば、その責は筆者にあるのであらかじめご了承願います。
