※2022年にSIG活動を再編いたしました。最新のSIGの構成については、SIG活動をご覧ください。
SIG名称 | CITP制度諮問 |
キーワード | CITP, 認証, 認定, レベル |
活動概要 | CITP制度に関する改善点・要望やレベル5認証等に関して情報処理学会に諮問する |
設立の趣旨
CITP制度が運営されて数年経ち、CITPによる社会貢献・コミュニティ活動が実践されています。CITP自身の成長と同様にCITP制度も一旦作ったら終わりではなくPDCAサイクルを廻して成長させていってはどうでしょうか。CITPの実践活動に基づいた制度に対する要望や申請書の書き方に関する改善点等、情報処理学会の委員会に提案していく活動です。本SIGは情報処理学会の個人認証委員会のメンバとして活動しています。制度に関心のある方の参加を期待しています。
活動の実績
CPD登録の書き方について(2016年)
- コミュニティ全体会議でCITP各位のCPD登録サンプルの提供を依頼
- 数名の有志から実際のサンプルが提供された
- サンプルの内容を精査し、書き足りない点、疑問点、などを抽出
- 情報処理学会の個人認証委員会に疑問点を提出
- 委員会で疑問点を検討し統一見解をまとめた
- CPD登録の正しい書き方を全体会議メンバにフィードバック
- CPD申請案内にも反映される
CPD実績登録例として記載されたサンプル
取得日 | 開催地 | 証明書用タイトル | 活動形態
活動内容 |
数量
単位表記 |
取得
単位 |
2016.3.28 | 情報大学(情報学部) | 論文誌(情報学01)第99巻(2015年); 事例分析に基づく情報システム開発のリスク対策方法; 担当分2ページ | [2-1] 業務上の成果を発信する活動 6-論文掲載(査読付き論文) | 2ページ | 60.0 |
2016.2.4 | 情報処理学会(一橋大学) | ソフトウエアジャパン2016; 人工知能は世の中をどう変えるか; Robot of Everything; オープン・サービス・イノベーションで加速するKNOWLEDGE INTEGRATION; 質問応答システムWatsonとその実用化; IoTビジネスの過去・現在・未来; パネル討論「人工知能は2020年の世界をどう変えるのか?」; 誰でも使える自然言語処理技術を目指して; 受賞スピーチ2 | [1] 能力を磨く活動 2-集合研修(テスト、演習等なし) | 4.8時間 | 4.8 |
2014.12.10 | CITPコミュニティ(CD社/東京) | 第1回CITPコミュニティ; 日本や社会全体のIT技術関連の問題についてディスカッションを行った | [1] 能力を磨く活動 3-見学会、ワークショップ、コミュニティ活動への参加 | 2時間 | 2.0 |
2015.4.13 | AB社 | 特開2015-069999; 情報識別システム; 貢献3割 | [2-1] 業務上の成果を発信する活動 24-技術的成果(特許 発明者に限る) 公開時 | 0.3件 | 3.0 |
2014.11.6 | 情報処理学会(御茶ノ水) | 実務家コミュニティイベント; システムの課題と実践 | [2-1] 業務上の成果を発信する活動 4-研究会発表(登壇あり) | 1.5時間 | 15.0 |
2014.10.30 | 情報大学(情報学部) | 社会人講師; 情報学部で実社会の情報システムについて講演。カリキュラム「情報システム設計論」 | [2-2] 社会貢献活動 10-本会、XXX等の研修会講師(初回) | 1.5時間 | 4.5 |
2014.6.25 | XY書店 | 電子書籍の出版; 「外字・異体字の標準化を目指して」システムの異体字問題を解説、176ページ、5名の共著; 担当分6ページ | [2-1] 業務上の成果を発信する活動 8-技術図書(原著)刊行 | 6ページ | 60.0 |
2014.2.26 | AB社 | システムの最適化について基盤モデルについて講演; ■■基礎研修「■■■モデル」 | [2-2] 社会貢献活動 12-社内研修会の講師など(初回) | 1時間 | 3.0 |
2014.2.1 | 情報処理学会 | CITP審査 | [2-2] 社会貢献活動 20-公的団体への貢献(CITPの審査 個人認証) | 4件 | 24.0 |
2014.1.14 | IT機構(大手町) | 要件検討WG; 仕様書に記載する要件の妥当性を検討してガイドをまとめる委員会。委員長として参加。1月14日, 2月28日, 4月16日の3回, 各2時間 | [2-2] 社会貢献活動 15-公的団体への貢献(政府、自治体、XXX) | 6時間 | 18.0 |
2016.4.1 | AB社 | 中堅要員のOJT指導; 3人×(4~9月); 一人目:指導計画を作りレベル4のITスペシャリストを育成; 二人目:毎週勉強会を開催しPM技術を指導; 三人目:成果物のレビューを行い、セキュリティ技術を指導 | [2-2] 社会貢献活動 14-メンター、後進の指導など(月単位) | 18(人数×月) | 36.0 |
公的活動をCPD登録可能に(2017年)
- CITPの活動内容を整理した
- 会社の業務や団体への貢献以外の活動があることが判明
- CPD規程ではプロボノなどの公的活動が考慮されていない
- また「業務上の」と限定されているため業務以外の成果の発信が登録しにくい
- 情報処理学会の個人認証委員会にCPD規程の改定を提案
- 委員会で検討したが規程の拡大解釈ではなく規程の改定を決定
- CPD規程が改定される
改定後のCPD規程
CPD区分 | 実施形態・活動内容 | ベース | 重み | 上限 | 注 | ||
①
能力を磨く活動 |
① | 1-集合研修(テスト、演習等あり) | 受講時間 | 2 | A | ||
2-集合研修(テスト、演習等なし) | 1 | A, 1 | |||||
3-集合研修(見学会、ワークショップ、コミュニティ活動) | 参加時間 | 1 | |||||
⑧ | 4-自己学習(資格取得) | 件 | 20 | 3 | |||
5-自己学習(エビデンスが合格証などの場合) | 履修時間 | 1 | 20/年 | ||||
6-自己学習(エビデンスが自分でまとめた学習成果資料の場合) | ページ数 | 1 | 10/年 | ||||
②-1
業務上の成果を発信する活動 |
② | 7-研究会発表(登壇あり) | 発表時間 | 10 | B, 1 | ||
8-研究会発表(ポスタ) | 2 | B | |||||
③ | 9-論文掲載(査読付き論文) | ページ | 30 | C, 2 | |||
10 | D, 1, 2 | ||||||
10-論文掲載(査読なし論文) | |||||||
④ | 11-著作(技術図書(原著)刊行) | ページ | 10 | 2 | |||
5 | 2 | ||||||
12-著作(技術図書(翻訳)刊行) | |||||||
⑤ | 13-研修会講師(社内;初回) | 講演時間 | 3 | ||||
14-研修会講師(社内;同一内容2回目以降) | |||||||
2 | |||||||
15-研修会講師(メンター、後進の指導など;月単位) | 人数×月 | 2 | |||||
⑦ | 16-技術的成果(社内外での著しい技術的成果;単独/共同) | 件 | 20 | E, 2 | |||
17-技術的成果(特許 発明者に限る;公開時) | 10 | 20/年 | 2 | ||||
18-技術的成果(特許 発明者に限る;権利化時) | |||||||
20 | 2 | ||||||
10 | 2 | ||||||
19-技術的成果(組織内での技術的成果の共有;単独/共同) | |||||||
20-技術的成果(組織内の審査、査読) | |||||||
5 | F | ||||||
②-2
社会貢献活動 |
⑤ | 21-研修会講師(社外;初回) | 講演時間 | 3 | G | ||
2 | G | ||||||
22-研修会講師(社外;同一内容2回目以降) | |||||||
⑥ | 23-公的団体への貢献(各種委員) | 所要時間 | 3 | H | |||
4 | |||||||
24-公的団体への貢献(国際、国内、業界標準の作成) | |||||||
25-公的団体への貢献(裁判等での技術鑑定) | 4 | ||||||
3 | |||||||
26-公的団体への貢献(JABEE審査) | |||||||
27-公的団体への貢献(論文などの査読) | 件数 | 10 | |||||
28-公的団体への貢献(CITPの審査 個人認証) | 審査件数 | 6 | |||||
29-公的団体への貢献(CITPの審査 企業認定) | 所要時間 | 3 | |||||
30-公的団体への貢献(初中等教育における技術指導) | 所要時間 | 2 | |||||
31–公的活動への貢献(パブリックコメント) | 件数 | 5 | |||||
32-公的活動への貢献(ワークショップ、コミュニティ活動;資料提出あり) | 参加時間 | 2 | I | ||||
33-公的活動への貢献(ワークショップ、コミュニティ活動;資料提出なし) | 参加時間 | 1 | I |